美味しいお米と言えばコシヒカリ、ササニシキ・・・などすぐに連想できますよね。。
また魚沼産や秋田産など産地によって味が異なり、「この産地の味が好みだわ〜♪」と自分の好みの味を持っている方も少なくないと思います。日本にいて常にお米の情報が流れているからこそ、細かい知識まで備わっているのだと思います。
コーヒーもお米と同じ農作物です!!
しかし、何故コーヒーに関しての情報が流れないのでしょうか??私は昔からこの点がすごく疑問で学生時代から2代目や3代目を始めいろいろな方々とお話させて頂き、また実際にコーヒー生産量世界1を誇るブラジル・その中でも世界から注目を浴びているセラード(土壌の名前)地帯に行きコーヒーの栽培から収穫・精製・輸出全てのプロセスを体験させて頂き勉強させて頂きました。
原料である生豆については上記で述べさせて頂いた通り、これからは2局化に分かれると思います。
少しでも高くても美味しいコーヒーをご提供するならばスペシャリティーコーヒー(全てのプロセスで怠りがないコーヒーに)と呼ばれる原料を仕入る事が一番大事だと考えます。
残念ながら、日本においては珈琲専門店の一部でしか取り扱っていないのが現状です。
皆さんがご存知の通り日本のコーヒー事情の8割がインスタントコーヒーやスーパーなどに陳列されているコーヒーです。
また多くの喫茶店やレストラン、コーヒー販売店は大手ロースターさんから焙煎豆を仕入れているのが現状です。
お米と同じ視点で捉えてみてCMのキャッチコピーにすごく疑問を抱きませんか?
「私はコーヒーには興味が無い」とおっしゃる方なら私のお伝えしたい事は一生伝わらないと思います。
ただ、少しでも美味しいコーヒーが飲みたいと思われる貴方なら分かって頂けると思います。
コーヒーは挽きたてなら新鮮なのでしょうか?
原価ばかり考えたコーヒーが本当に美味しいと思いますか??
本当に美味しいコーヒーを飲むためには?本当に美味しいコーヒーって何だろうとお思いの方!
簡単に言えば、
1:まずは原料 |
2:煎り立てのコーヒー |
3:挽きたてのコーヒー |
4:器具にあった適切なグラインド(挽き方) |
5;適切な抽出方法 |
つまり、素材にこだわり新鮮ならば美味しいコーヒーを提供出来るのです。
喫茶店やレストランで飲むコーヒーのほとんどが大手ロースターさんによる原価を考え、古くなってしまっているのが現状です。
この日本の販売側のスタンスが尚一層「コーヒーがまずい」と思われてしまう原因の一つだと思いますよ。 |